後頭部頭痛とは?
突然ですが、皆さんは、頭痛に悩まされたりしていませんか?誰もが一度は経験した事がある「頭痛」。日頃から頭痛に悩んでいるという方は多いのでは?
今回は、後頭部頭痛についてお話ししたいと思います。そのような頭痛を経験した事はあまりないという方が多いかと思います。
意外と後頭部頭痛であっても、気づかず過ごしている事から、経験した事がないと思い込んでいる可能性もあります。何故、気づかないかというと頭痛自体は、経験していても、その頭痛が後頭部頭痛なのかどうかなかなか分からないのが原因かもしれません。
後頭部頭痛について知りたい方は、役に立つ内容が多いかと思います。
後頭部頭痛は、何か一つだけが原因という訳ではなく、複数の原因があります。
後頭部頭痛に悩んでいる方は、内容をしっかりと読む事で何が原因で頭が痛いのか知る事ができるかもしれません。
後頭部頭痛についてすでに詳しく知っているという方は、改めて確認するつもりで読んで欲しいなと思いますし、後頭部頭痛について全く分からないという方は、一つ一つしっかりと読んで学んでいきましょう。
まずは、後頭部頭痛とは何か?について詳しくお話しします。
簡単に言うと後頭部が痛い事です。
左右どちらかが痛い場合もあります。
次は、主な原因についてお話しします。
主な原因は?
後頭部頭痛の原因は、一つというわけではなく複数あります。
一つ一つ詳しくお話ししたいと思いますので読んでみてください。
緊張型頭痛
特徴
様々な頭痛がある中で、最も多い頭痛が緊張型頭痛です。
この頭痛は、首の後ろ、背中、肩、頭の周りの筋肉が緊張するため、起こる頭痛です。
後頭部、首筋、頭の両側が痛くなり、頭を何かで締め付けられていたり、頭に重りが乗っているような感じになります。
個人差は、ありますがめまいがしてしまう事もあります。
この後お話しする片頭痛との違いは、ズキンとする痛みではなく、頭を動かしたりしても痛みが強くなったり吐いたりする事はありません。
そのため、通常通り、ある程度我慢をすれば仕事などをする事が可能です。
対処方法
もしも仕事中に緊張型頭痛になったら、一度休憩をとり、肩や首筋をマッサージすると良いです。
簡単なストレッチをして体全体をほぐすのもアリです。
もし、会社で電子レンジなどがあり、使えそうな場合は、濡れたタオルを袋に入れて、数秒電子レンジで温めて、蒸しタオルを作りましょう。
痛みのある所にそのタオルを当てるだけで筋肉の緊張がほぐれ痛みが和らぎます。
圧迫されているような痛みがある場合は、市販薬の鎮痛剤など飲んだ方が改善される可能性が高いです。
次は片頭痛についてお話しします。
片頭痛

画像はイメージです
特徴
こめかみや目のあたりが波を打っているかのようにズキンと痛む頭痛です。
身体を動かすと頭痛がひどくなったりします。
個人差は、ありますが寝込んでしまうほど痛くなる場合があります。
光が眩しく感じたり、音や匂いが気になったりします。
吐き気があったりもします。
精神的なストレスや仕事の忙しさから解放された時、寝不足、月経などがきっかけで起こる頭痛と言われています。
対処方法
緊張型頭痛と同じく趣味などを見つけて定期的にストレス発散した方が良いです。
寝過ぎや寝不足を避け規則正しい生活をするようにした方が良いです。
夜中に起きてしまった場合は、頭の痛む部分を冷やしたり、カフェインも良いので適度にコーヒーを飲んだりする事をおすすめします。
次は、後頭神経痛についてお話しします。
後頭神経痛
特徴
筋肉の神経や頭皮が原因で起こる後頭部の頭痛です。
後頭部の頭皮辺りにチクチクする痛みが出てきます。
どのくらい痛むのかは、個人差があるため一概には言えません。
まれに他の病気が隠れていたりするので病院に受診した時は、他の病気の検査もしっかりとしてもらった方が良いかと思います。
対処方法
温かい湿布を小さめにカットして痛い部分に貼ったり、温めたタオルを痛い部分に当てると良いです。
痛い部分を親指で押して離してを繰り返すだけでも少し痛みが緩和されるかもしれません。
一方、痛い部分を冷やしたり、強く痛い部分を押したりするのは、逆に痛みが増す可能性があるので注意が必要です。
最後は、頚性頭痛についてお話しします。
頚性頭痛

画像はイメージです
特徴
首や背中の構造に異変があり、脊髄の神経を圧迫してしまうと起こる頭痛です。
後頭部から首にかけて痛んだり、手足が痺れたり、ふらついたりします。
対処方法
マッサージをしたり、病院で鍼灸治療をすると良いです。
自分で対処する方法はなかなかないため、もし頚性頭痛かもしれないと思った場合は、早めに病院に受診する事をおすすめします。
頭痛が起きた時の基本的な対処方法
先程、頭痛の種類によって対処法をお話ししましたが、頭痛が起きた時の基本的な対処方法もお話しします。
市販薬
頭痛には、非ステロイド性抗炎症成分(アセチルサリチル酸、イブプロフェン等)を配合する頭痛薬が良いと言われています。
バファリン、イブ、タイレノールAがおすすめですが、市販薬をたくさん飲んでしまうとさらにひどい頭痛が起こる場合があるので注意が必要です。
漢方薬
呉茱萸湯(ゴシュユトウ)、釣藤散(チョウトウサン)、葛根湯(カッコントウ)等の漢方薬が処方される可能性が高いです。
こんな時は病院へ行こう
早急に病院に行ったほうが良いケース

画像はイメージです
今までにないくらいの激痛、意識が朦朧とする、呂律が回らず手足が痺れる、7.5度以上の熱がある場合は、すぐにでも病院に行った方が良いです。
くも膜下出血、髄膜炎、椎骨動脈解離の疑いがある場合は、救急車を呼んで病院に行く事をおすすめします。
どこの科に行けば良い?
基本的には、総合病院、頭痛専門外来、脳神経外科に行くと良いですが、原因が分からなくて困っているという場合は、とりあえず内科に行くと良いかと思います。
まとめ
今回は、後頭部頭痛の原因などについてお話ししました。
後頭部頭痛に悩んでいる方にとっては、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
後頭部頭痛とは、後頭部が痛い頭痛で、左右どちらかが痛い場合もあります。
後頭部頭痛の原因は、一つというわけではなく複数あります。
様々な頭痛がある中で、最も多い頭痛が緊張型頭痛で、首の後ろ、背中、肩、頭の周りの筋肉が緊張するため、起こる頭痛です。
対処方法は、肩や首筋をマッサージすると良いです。
①片頭痛は、こめかみや目のあたりが波を打っているかのようにズキンと痛む頭痛で、身体を動かすと頭痛がひどくなったりします。
対処方法は、定期的にストレス発散して、寝過ぎや寝不足を避け規則正しい生活をするようにした方が良いです。
②後頭神経痛は、筋肉の神経や頭皮が原因で起こる後頭部の頭痛で、後頭部の頭皮辺りにチクチクする痛みが出てきます。
対処方法は、温かい湿布を小さめにカットして痛い部分に貼ったり、温めたタオルを痛い部分に当てると良いです。
③頚性頭痛は、首や背中の構造に異変があり、脊髄の神経を圧迫してしまうと起こる頭痛で、後頭部から首にかけて痛んだり、手足が痺れたり、ふらついたりします。
対処方法は、マッサージをしたり、病院で鍼灸治療をすると良いです。
自分の頭痛の原因をしっかりと探る事で、適切な対処方法が見つかると思うので今回お話しした内容を参考に頭痛の原因を探ってみる事をおすすめします。