コロナ影響による試食販売はいつ再開!?試食販売って?

皆さん、試食販売って聞いたことありますか?
試食販売はマネキンといい、またはデモンストレーションといい、スーパーやショッピングセンターにて食品の試食販売を行うこと。
仕事内容はただただお客さんに試食してもらうだけでなく、そういう説明しながら商品の魅力をプレゼンして購入に繋げるという、営業職です
場所

場所は地域にもよりますが、スーパーや百貨店の地下の食品売り場などが多いですね。
それ以外にもデモンストレーターとしてドラッグストアなどに入店し、シャンプーなどのサンプル配布をするお仕事もおります。
どんな試食販売?
色々あるので、何とも言えません
皆さんがよく目にしてるのは、スーパーでウインナーなどを焼いている人見たことあるでしょう。
焼肉用のタレを売ったり、お肉を販売したり、他には新商品のお菓子の試食販売もありますね、挙げたらキリがありません
どんな人が向いている?
これはもう販売が好きな方だったら誰でもできるのでは
特に人と話すのが好きな方、販売は大きな声を出すので、声に自信がある方、声が綺麗とかそういうのではありませんので、あしからず
あとは土日がメインだと思います。土日にお小遣い稼ぎとして稼ぎたい方は無いてると思いますよ
給与は?

おそらく時給制ですね
派遣会社にもよりますが、時給の1000円は貰えるはずです。それは他にも遠方手当というものがあったり、交通費は出るはずです
これは筆者の場合です
1日の勤務時間は7時間。
時給千円と計算したとして、さらに交通費と遠方手当が支給されます。
もしかしたら、中にはガソリン代は支給される派遣会社もあるかもしれません
その場合は1キロあたり何円という価格設定だと思います
ただ車で現場へ向かうなら公共交通機関の交通費を請求するとトータル的に日給が上がるので、とてもおいしい仕事だと思います。
求人は何を探すといい?
試食販売マネキンの専用の会社がないと思ってください
マネキン試食販売の求人を探すならハローワークや求人サイト、ではなく、試食販売、バイト求人などで検索かけるといいかもしれません
筆者の場合は知人からの紹介でした
紹介されるということは、それなりに人手が足りなかったということだと思います
あと、戦略になるのは若い方と聞いております。
試食販売やっててよかった事

時給・遠方手当が高い
先程の給与面でも言いましたが、時給のいいことと、遠方手当が出ることさらに交通費が出るため日給が1万円以上になる可能性、あり
そう考えると、日給一枚の仕事はなかなか見つけられません、
そういった意味では週末だけの試食販売のお仕事はおいしいと思います
接客していると1日が早い
仕事内容や場所にもよりますが1日が経つのがとても早い。
これはあくまでも条件があり、試食をたくさん食べてくれるお店、そして売れ行きの良い商品に限ります。
要するに楽しいお仕事だったったら1日が早いですね
いいお客さんがいる
中には素敵なお客さんに出会うということ。
接客していると色んなお客さんにめぐり合うんですよ。
例えば名札をつけるので、名前を覚えてくださり、その現場に行った時は必ず会いに来てくださること。
抽選会などのイベントはとても楽しい
試食販売のお仕事は、デモンストレーションと匹敵することを教えましたね。
何回か着ぐるみを着て、サンプルを配ったり、お菓子の抽選会をやったり。
または、風船を作ってプレゼントするのもありました。
特に子供達が喜んでくれる姿には、こちらが癒されましたね。
試食販売でこれは「最悪」と思った事
開始30分前に入店する
試食販売員は仕事開始30分前には入店する必要があります
特に調理する、ウインナーなどの試食販売ウインナーを炒める調理器具など、テーブルに並べ主食代を完成させなくてはいけません
また最初から売り場が作ってあるならまだしも、一から自分で作り直さなければいけないこともしばしば。
なので、時間給に入っていないということを念頭に置くといいですね
試食販売の場所が明らか
におかしい
これは試食販売員なら、誰でも経験したことがある方もいます。
筆者の経験上を話します。
ちょうどバレンタインの季節で某大手のチョコレートの試食販売という名目で入店しました。
しかし、1年を通して人気のある定番商品なので、試食を出すまでもないという判断なのか、当時はバレンタインが近いということで旬であるイチゴをチョコレートをつけて食べるという、試食販売。
それで案内された売り場が、野菜果物売り場でした。
この時点でおかしいと思いませんか?
チョコレート会社から依頼されてきているのにも関わらず、いちごが販売されている売り場へ案内されたのです。
しかもお客さんにしてみれば、いちごが食べたくて、試食にくる訳です。
食べやすくカットした苺を溶かしたチョコレートにつけようとすると
「チョコレートつけなくても大丈夫だよ」なんて言うお客さんがほとんどでした……
そりゃそうでしょうね、この売り場にいるということは、いちご売っているのかとそう全員が思うはずです。
こちらとしてはお時給を貰っているので、本来なら構いません。
痛くも痒くもありません。お店側も試食の買取はこちら側の企業だし、食べてもらってナンボ、イチゴを売ってもらって、なんぼの世界ですからね。
ただ最後に売上を報告する日報というのがあります。
売れたの数枚でした……
これを報告するのは本当申し訳なくて、これは本当に試食販売員泣かせでメンタルがやられました。
最悪のお客さんに遭遇した
試飲ない!
試飲カップを渡されたものに一口程度の牛乳を入れて手渡したその時、「これっぽっちか!こんな少なかったら味がわかるわけねーだろ!私らを馬鹿にしてんのか!」
そして……
「みんな聞いてくれ!この姉ちゃん、これしか試飲くれないんだ」
「こいつがめつい女なんだよ!」
と、周りに同情してもらうかのように、大きな声で私に怒鳴り付けてきたのです!
すぐそばに売り場の担当者がいたものの、見知らぬフリ……
売り場の担当者はこんなもんです。
ちなみに20代前半くらいの娘と一緒にいたおばちゃんです。
その娘を娘ですね、当たり前みたいな顔でいましたけど。
こんなもん私飲ませるのか!
ある健康機能食品をPRとして試飲販売をした時の話です。
一応お声掛けというものをするのを試食販売のお仕事ですね。
そしたら目が合ったお客さん、おばちゃんが1人寄ってきたんです。
「これは何なの?」と言ってきたので、商品の説明しながら試飲を推奨しました。
そしたら事故が起こりました!
「なにこれ、PH調整剤他にも添加物入ってるじゃない!これは私に飲めというの!?」
と言ってきたのです。
新商品なので、是非お味にしてくださいと伝えたところ、
「こんな添加物入ってるもの、私の目っていうのか!こんなもの飲むと肝臓が悪くなるのよ、肝臓が!だから見て、私のカゴの中には無添加のもの、これもこれもよ!それを私に飲ませようだなんて!」
私は心の中で「じゃあ、何しに来たの?」
と、ポカーンとしてしまいました。
まだまだ言いたいないことがいっぱいあったかのようで、
「別に無理して飲むことをオススメしておりません」と伝えたところ
「だって、あなたが私と目が合っていかがですかって言ってきたじゃない!だから来てやったものの、なにこれひどいわよ!」
一気に心拍数上がりましたね……
そもそも呼んでないし、たまたま目が合っただけだし^^;
あまりにも心拍数がありすぎて、気晴らしにその売り場の方にこんなお客さんいつも来るんですかと尋ねたところ
「あのお客さんね、いっつもくるわよ、いっつもあんなの、気にしない方がいいわよ」
やっぱりね。
世の中にはこのような人もいるということでした。
車椅子に乗ってきておかわりという老人
その時は漬物の試食販売というお仕事でした。
ウインナーのように爪楊枝に刺して提出できるわけではないので、タッパーに入れた漬物を手渡し、その用事も手渡します。口に運ぶまではセルフサービスです。
すると、車椅子に乗ったオヤジがやってきました。ちょっと初老なのか70代後半なのかほとんど覚えていません。
とりあえず個人的に好きな漬物の試食を勧めてみると、とても気に入ってくれたようです。
なので、「本日お買い得になっておりました、よろしければいかがですか?」と声をかけたその時、
「おかわり!」
一瞬耳を疑いました……
「えっと、お客様皆様に食べていただきたいと思いますので、お1人様1回限りとさせてさせていただきます」と丁重に断りを入れてみました。
すると
「俺が車椅子だからといって、バカにしてんのか!店長呼べれ店長!ここの店員の教育はどうなっているんだ」
なぜか車椅子というものを武器にする親父が漬物食べに来て怒鳴り散らかしました。
もう自分が去るしかないと思って他の売り場に姿を消しに行きました!
よっぽど漬物が美味しかったのでしょうね。
それで諦めたのか、今度は隣の試食販売に車椅子を向きを変えたところで、現場に戻りました。
次の試食販売はお肉系だったかな、すぐその場を立ち去りましたね、お肉よりも漬物な、大好物だったみたいです。
主に土日祝日、お盆、年末年始がほとんど

試食販売の仕事は一番来店数が多い土日祝日、イベント、お盆や年末年始がほとんどです。
中には平日だけ働いて土日休みたい。年末年始は休みたいと言う人も中にはいると思います。
残念ながらそこまで希望が強いと採用される可能性は薄いと思ってくださいね。
冷凍販売が難しい(冷凍食品・アイスの試食)
冷凍販売の試食販売は避けたいですね。
1日いっぱい、冷凍食品の前でひたすら立っているので、足腰が冷えるし、特に冬場なんか地獄です。
あと、同じ冷凍食品でも、アイスと、電子レンジで温めるだけの商品がありますよね。
これ、正直どちらも地獄です。
アイスの試食は冬場なんか誰も食べません。
むしろ、夏の試食販売は溶けるので不向きです。
そして、筆者が体験してみて辛かったももの。
冷凍ハンバーグ
冷凍チャーハン
この二つです。この二つのお仕事以外お断りしてましたから。
中でも冷凍ハンバーグ。
今の冷凍食品のハンバーグがめちゃくちゃおいしいんですよね。
しかも温めたてが美味しい!
ただ、冷めると美味しくない、、
試食販売は食べてもらうのもなんぼ、買って下さいまでは言いませんが、食べてくださいと土下座したいくらいです。
だって、作りたてに限って誰も食べにこない。
冷えた時に食べに来る人が多い。
なかにはこんなクレームがありました
「冷めてるから美味しくない」
「温かいのは食べたかったのに」
そうなんです。このような悪循環で売ってりたくても売れません。
これは誰が悪いの?なんて誰かを責めたかったけど、こればっかりは、試食販売員の運、お客さんの運が悪かったとしか言いようがありません。
ただし、メンタルがやられました。
派遣を通して仕事をもらう時の板挟み
・甘酒の試飲販売
これは冬の楽しみの甘酒です。
あの某大手の赤い缶に入った美味しい甘酒ですよ。
売り場に行ってみると、試食用の甘酒がありません。
しかもケースのストックもほとんどなし。ちなみに試食販売というのは、あらかじめ企業側が用意しているものもあれば、試食販売員が買取をしなければならないという二通りがあります。
ちなみに甘酒は買い取りでした。
あの小さい缶で、大体皆さんに行き渡らなければいけないのを考慮し、用意していた小さな紙コップに注ぐと、みんな寄ってたかって飲みに来るんです。
でも、人気商品なので、ケースで買っていく人などたくさんいました。
どんどんなくなるわ、試飲のために並ぶ人も多くて買取しまくりました。
それにあらかじめ温かいものを提供しなければいけないお仕事だったので、あらかじめストックが必要なのです。
そうしているうちに売り場の人からクレームが「あんまり飲ませないで!」
どうですか??
じゃあ、どうしたらいいのでしょう、私。
これは私にクレーム言われても、、
そして最後に日報でサインをもらい、コメントをいただく作業があります。
っていうか、ほとんど皆さんコメント書かない人が多いんにもかかわらず、そこの店長さんは長々とコメントの中にクリームを書かれました。
その日報を手渡されると同時に
「甘酒にはアルコールが入ってないとはいえ、アルコールはゼロではない。なぜこれを試飲をさせるのだ」
私は呆れ返ったと同時に驚いて口がポカーンと開いて何も言えませんでした。
むしろこちら側がクレームを言いたかったけど、底辺の戦いはここへは避けようと一旦家に持ち帰り、翌日派遣会社にクレームをつけました。
その先どうなったか知りません。
こちらもメンタルがやられました。
・水曜日になぜ来たの?
「水曜日に客数が一番少ないのになんで来たの?」です。
いやいや、水曜日にお客さん少ないのはお宅らのお店が原因ではないのですか。
と心の中で叫びました。
でも、企業さん側からのコンセプトとして、新商品が発売する日に、PRをしてほしいということでした。
そのため水曜日の広告を力入れている店舗さんに派遣されたのだと認識しておりました。
それを知らずに漠然とクレームをつける店長。
試食だって企業さんの予算、売り上げに貢献している立場なのに、その言い方はどうなのかと……
板挟みは辛いですね。
・なぜ今日来たの?
こちらも同じようなクレームです。
その日も某大手のヨーグルト製品が新商品発売日だということで、全店舗のスーパーが、試食販売員を導入してPRするキャンペーンの日でした。
その日は週末でもなく、普通の平日でした。
言われた通りに行ってみると、まず売り場の担当者(パートさんかな?)、
「えっ、そうなんですか!」と驚いた様子。
そしたら売り場の担当者がやってきて「なんで今日来たの?しかもこんな早くに」
入店した瞬間早々、しんどかったです。
確かに聞いてなかったようで、在庫がほとんどなし。
試食出したらもうなくなってしまうくらいだったので、ひたすら立って声をかけて「いかがですかー?」なんて……
お客さんにしてみたら「試食はないの?」ってなりますもんね。
他の販売員さんも同じことをクレーム言われたそうです。
これは誰の責任でしょうか。
こういったものは報告連絡相談をしっかり行っていただきたいものです。
日報を書いて提出すること
日報書くことほど面倒くさいものはありません。
日報を書く項目は以下のものです
・売上金額
・売れた個数
・試食数
・買取金額
・担当者からサインをもらう
売れた個数や試食などは後で記入してもいいけど、とにかく最後はハンコなり手書きのサインを貰って帰ります。
中にはクセの強い店長さんは、わざわざ長文でコメントを書いてくる人もたまにいます。
後は自宅へ帰って、それぞれ数字だったり、買取がいくらだったとか、あと、企業さんにもよりますがこのくらいの人数が来店したのか、細かく時間帯を聞かれる場合もあります。
あと、天気も記入するところもありますね。
お客さんが来ない理由は、天気が悪かったという理由にもなりますから、忘れずに記入するのが良いでしょう。
あと、お客さんの感想だったり、販売員さんの感想いろんな項目があるので、慣れないとかなりの時間を費やすことになります。
また、某大手のアルコール販売の日報に関しては複写形式になっているものがあります。
複写になっているため、修正も効かないし、もし万が一数字が間違って入ったら20線を引いて印鑑を押すのも必要ですね。
また確かファクスを送信しなければいけなかったはず。
自宅にFAXがない方は、コンビニまで走ってファックスを送信してくる作業が必要になってきます。
一送信、何円だったか忘れましたが、ここはしっかりとレシートを渡して請求した方がいいですね。
試食販売あるある

試食販売において、あるあるがいっぱいあります。
その中でも実際のあるあるって指折り数えられるものをご紹介します。
買う気もないのにカゴのなかに商品を入れる
これけっこう皆さんあるのではないでしょうか?
試食したら買わなければいけないと義務感になる人が多いですね。
もうね、見ててもわかりますよ(笑)
中には一旦カゴに入れて子供を使って返しに来る人結構多いんです。
なので、カゴに入れる人にありがとうございますとは言いますが、子供を使って返されたときは、「ありがとう返せ」と言いたいです(笑)
一人来るとみんな来る
面白いもので1人試食しにくると2人3人と寄って固かってくるんです。
もうね、そのルーティンは買っちゃってるんで、見てて面白いんですよ!
実際私もお客様側になれば「近寄ってみようかな」と思いますからね、よく分かりますよ。
でもこれを応用して冷凍食品を食べて欲しかったですね^^;
あと、面白かったのは、某大手のコーヒーの新販売。
某大手なんだけども、販売するのはココア。
みんな、何を嗅ぎつけているのか、コーヒーだと思って近寄ってくるんですよね。
香りで分からないのかしら、と1日一杯突っ込み放題でした。
それはそれでいいのですが、1時的に行列ができたんです!
私としては別に買わなくてもいいし、美味しければ買ってくれればいいや、という思いで仕事をしていました。
そしたらある老人に、少量のココアを手渡そうとすると「これは何だい?」と言ってくるので「暖かいココアですよ」と言ったら、「オラ、コーヒーもココアも大嫌いなんだよ」と言って、その場を立ち去りました。
えっ、じゃあ何しに並んでたの👀⁉
後から後から笑いが込み上げてきました。
子どもに注意しない親がいる
子供に注意しない親たくさんいませんか?
これを言ったら、子持ちのお母様方にクレームを言われそうですが違うんです。
例えばウインナーの試食販売、普通は爪楊枝に刺さったウインナーを食べて終了ですよね。
しかも皆さんに食べてもらいたいので、調理器具から少しずつお皿に乗せていきます。
親子連れできた家族は、子供に「ウインナーだよ、食べな食べな!」と。
食べるのは構わないけど、そこからが問題です。
なんと、お皿にあった全てのウインナーを子供が全部食べ尽くしたのです!
それ、親はじーっと子供を見守っているんです(呆)
子供に罪はありません。
親の責任です。
なので、もう、お鍋に入ったものから出しませんでした。
あとは爪楊枝1本ずつさしてあげるようにしていますね。
トイレ休憩の隙に試食が全部なくなっていた
これは私の実体験ではありません。
他の販売員さんの出来事です。
その方はウインナー販売!
1度作ってから一旦火を止め、蓋をしてビニールを被せ、更にタオルをかぶせトイレ行ったそうです。
帰ってきて蓋を開けた瞬間、空っぽだったとのこと……
かなり衝撃だったとのことでした!
それを聞いた私も鳥肌が立ちましたね!
景品があるときのペース配分に困る
これは景品あるあるではないでしょうか。
よくお菓子やビールなどの推奨販売の時です。
お菓子なら景品がなくなっても、試食していれば最後まで時間が持ちますが、アルコール製品に関してはとても微妙なのです。
その時はお店に入店すると開口一番「サンプルは全部配り終えてね、ゴミになると困るから」
まず、その言い方……
そもそも初めての店舗なので、どのぐらいの方が来店されるのか検討もつきません。
ある程度スーパーと家のは時間帯の売れ行きがわかるので、それだけの知識をもとに経費の増減を工夫してみました。
それと思いのほか余りそうだったので、例えばビール六缶パックを買ったお客様に景品を一つのところを二つあげたり、あるいは、お客さんが一番多い夕方の4時ぐらいに勝負をかけようと調整をしていたんですよね。
するとどうやら一つの景品を二つもらったお客様が口コミで広げたらしく私にも私にもっとどんどんアルコールが売れていくのです!
でも、時計を見るとまだまだ夕方でもない2時3時ですね。本当に想定外でした。
そして想定していたよりも夕方4時台になるとたくさんのお客さんが、アルコール売り場に立ち寄っていきました。
やはりここでもあるあるですね、1人来るとみんな来るんです。
結局その日は6時までの仕事なのに、4時半で配るものがなくなりました。むしろサンプルもない、、とにかく気持ちにもこもっていないいらっしゃいませを連呼し続けたのは言うまでもありません。
手ぶらで真っ先に試食目的にくる人
孫とおばあちゃん
私が試食販売をしている傍ら、お肉の試食販売をしている販売員さんがいました。
何気に見ていると、その販売員さんはぶすっとした表情で作業していたのです。
後から聞いた話によると、「孫がお肉をおかわりしたい」と言ってきたそうです。
販売員さんが「みんなにも食べてもらいたいからごめんなさいね」といったところ、一緒に孫を連れてきたおばあさんが「ケチだね、そしたら○○のスーパーに行こう。そこならお肉いっぱいくれるよ」と言って店を出ていたのです。
ちろんショッピングカゴを持たずに手ぶらで試食しに来て、手ぶらでお店を後にしたそうです
こんなお客さんいっぱいいるんですよ。
若い青年
とある青年の話。
明らかに寝起きで頭ボサボサ、汚れた T シャツと短パンとサンダルを履いて手ぶらで入店。
すると片っ端から、それぞれの試食で用意されている爪楊枝を勝手に取り出し、お皿の上にあったウインナーを串刺しにして一口でパクリ。
大きなため息をついて、お隣のお肉売り場へ直へ。そこでもお肉を串刺しにして平らげ、今度は斜め向かいにあるお蕎麦の販売では、提示されていないにも関わらず割り箸を勝手に取り出し、ズルズルズルと一気食い!
一通路の試食コーナー全部、テーブルの上に上がってるものを平らげて帰っていきました。
おそらく彼のルーティン何でしょう。
見ていて開いた口がふさがりませんでした。
トータル的に「やってよかった」

なんだかんだ言って、試食販売員「マネキンさん」をやってみて、やってみて良かったか悪かったかと言ったら「行って良かった」と思います。
接客した100%中8割以上がイライラさせてくれたお客さんがほとんど。あとの2割の内訳は、いいお客さんに巡り合えたこと。売り場の環境、売れ行きが好調で楽しくお仕事ができたといった感じです。
これから試食販売のお仕事をに興味がある方、その中でもどうやったら売り上げが伸びるかな?という悩み以前に、どうやったらお客さんにイライラしなくて済むかな、と考えたほうが手っ取り早いかもしれません(笑)
それに売り上げを伸ばそうだなんて「運」しかありましかありません。
自力じゃ商品は売れませんからね。
売れる売れないは、 天気にも左右されるし、お店の人が売って欲しい商品、お店の環境、商品の売場づくりなど、一連の環境が整っていないと売れるものも売れません。
なので売れる売れないは気にしなくていいかも。
また売り場のお店の担当は、よほどクレームなければお互い他人なので関係性は気にしなくていいと思います。
ただし今は新型コロナウイルスの関係上、試食販売の仕事は低迷中です。
早く収束してもらい、試食販売の仕事があったら積極的に応募しましょう!